BLOG|PLANNING SECTION

RED TAILS-1

  • 2011-12-17
  • /Et cetera

2012年はジョージ・ルーカスの派手な戦争映画が待っていますが、
ちょっとしたニュースがあります。

J.Chapman oct.2011.jpg

以前、ショップ・ブログで「A-2研究家」として紹介した、ジョン・チャップマンさんが
自身、一人で作り上げたA-2が主役級の9人の衣裳に使われたのです。

red_tails_movie_image_05.jpg

この映画には複数のメーカーから50着のA-2が提供されていますが、
主役級はすべてチャップマンさんのA-2になったのです。
これは、もちろんアメリカ在住で細かい注文に対応できた、という理由はあろうかと
思いますが、それでも素晴らしいことに違いありません。

red_tails_movie_image_06.jpg

チャップマンさんが発表されていないことを書く訳にはいかないのですが、
彼のA-2の研究は、製造工場の不明分の解決や、戦争当時の工場の従業員への
聞き取り調査にまで及び、アメリカ在住の強みを遺憾なく発揮しているのですが、
実物についても、各メーカーの地縫いの違いまで、思いつくことならすべて調べ切っていると言えます。
また、フライト・ジャケットの未発表写真の発掘では「マッコイで使ってくれ」
と言われているので、機会をとらえて公開していきたいと思います。

前回の来日時は、MASHの社長さんにも一緒に会いに伺いましたが、MASHの社長さんいわく
「A-2が好き、という点では間違いなく世界一ですな。」と、
早口でA-2について語り続けるチャップマンさんに呆れておられたのでした。・・・

まだ、映画には一行も触れていませんね。
つづく。

 

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  • |Posted at 11/12/17

「道草」改め「三度の飯よりミリタリー」

  • 2011-12-02
  • /Et cetera

今年は将来名作に数えられる戦争映画が2本、公開、DVD化されました。
このような名作2本がロクに宣伝もなく、
たかだか2週間の公開で終わる日本を悲しく思います。
(しかもレッドバロンは2008年の映画です。)

まず、9月、ニキータ・ミハルコフの「太陽に灼かれて」の続編になる「戦火のナージャ」
がDVD化されました。
(これはスツーカもどきが暴れますが東部戦線が苦手な方には薦めません)

sono1.JPG

そして12月、必見空戦映画「レッドバロン」が発売されました。
「ダーク・ブルー」以来の名作と言えます。
当時のベルリンの街並や、現存しない戦闘機の空戦はCGに頼ることになりますが、
そんなことでこの映画の価値は下がりません。

sono2.JPG

「第一次世界大戦だから」という食わず嫌いは今回、無しでお願いします。
空戦を紳士のスポーツのように捉えていたり、騎士道精神が随所に見られて胸を打たれます。
敵の葬儀に戦闘機で花束を投げに行くところや、
リヒトホーフェンが後ろを取られたときに見せる笑みが鳥肌ものです。

まずは、公式サイトの予告編をご覧ください。

http://www.redbaron.jp/

http://senka-nadja.com/

蛇足ながら・・・
もちろん、リヒトホーフェンの乗機としてはフォッカーの方が人気ですが、
フォッカーは戦後、ドイツからオランダに移り旅客機メーカーになったのに対し、
設計者に若きハインケルを擁していたアルバトロスは
第一次世界大戦後の1931年、フォッケウルフに吸収され、
その遺伝子は第二次世界大戦を戦い抜いたのです。

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リヒトホーフェンの乗機でもあったアルバトロスDⅤ(D-5型)のキットで
まともなのは、このドイツ・レベル社のものぐらいです。
機体のエーデルワイスはカッコイイです。
しかし中身はエデュアルド(チェコ製)・・・。
(フォッカーは凄いキットがいっぱいあります)

 

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  • |Posted at 11/12/02