BLOG|PLANNING SECTION

BLACK BDU

  • 2013-04-16
  • /2013S/S新商品関連

黒に染められたタイガーが全て入荷しましたので少し詳しく・・・

1965年の北ヴェトナムに対する爆撃の開始がヴェトナム戦争の始まりとされていますが
実際にはその11年前、1954年に数十人のグリーンベレーが秘密裏に送りこまれて活動を始めています。
いわゆる軍事顧問です。
しかし、これらは大きな成果を得ることが出来ず、1964年、MACV-SOGが創設されます。
(Military Assistance Command Vietnam-Studies and Observations Group)
MACV-SOGはCIAなどの秘密作戦を本格的に引き継ぎ拡大していきます。
そのSOGに編成された偵察部隊・コロラドが今回の後染めタイガーを生みだしたのです。

sog-1.JPG

コロラドのメンバーはラオスやカンボジアにまで越境し活動しましたが
現地にはソ連軍の軍事顧問団がおり、彼らの黒い制服を真似て後染めが始まりました。
一部には(アメリカのオタクサイトでは)「ソ連軍の軍服を着用していた者もいた」
との主張もありますが、このことについては確認できていません。

コロラド以外のチームではタイガー・カモを持っていない隊員が
ODのファティーグに黒をオーヴァースプレーしている例も散見されます(写真)。

sog-2.jpg

未だ謎の多い(謎が多い、とはそういうことなのでしょう)SOGですが
1971年、特殊作戦の主役だった第5特殊部隊グループがヴェトナムから撤退し
1972年4月30日、SOGはヴェトナムから撤退したのでした。

  • |Category:2013S/S新商品関連|
  • |Posted at 13/04/16

2013TIGER

  • 2013-01-24
  • /2013S/S新商品関連

おかげ様で毎年好評をいただいておりますタイガーですが、
今年の新柄にはタッドポール(おたまじゃくし)を選びました。
t-1.JPG

背中の黒い円形の部分が名前の由来になった部分です。
再現したものは1964年以降に確認されるタイプですが、
他のタイガーと同じくタッドポールにも多くのヴァリエーションがあり、
戦争末期にはタイで作られたものなどもあります。
t-2.JPG

カットによっては「おたまじゃくし」が無いことも起こります。
t-3.JPG

ブーニーもあります。
今年は色調が暗いためでしょうか、いきなり本物に近い風合いが出たと自負しています。
t-4.JPG

しかしながら、今年はこちらも見逃せません。
後染めされたタイガー(ジョン・ウエイン)です。
「後染めはカンタン」と考えていたのですが、染色実験に半年近くかかってしまいました。
タイガーが「かろうじて見える」に10回以上の実験が必要だったのです。
t-5.JPG

実物はリーコン・チーム(偵察部隊)・コロラドが着用していました。
公式の写真ではまったく確認できませんが、
後染めした理由が夜間迷彩ではなく当時の北ヴェトナムにいたソ連の軍事顧問団の
制服を真似たためであることが影響しているかも知れません。
また、敵の武器を使用することはままあることですが、
彼等は制服を真似た上に敵の装備を身につけることが多くありました。
捕虜になってしまった場合、銃殺されても仕方がなかったでしょう。
t-6.JPG

ヴェトナムではブーニーの上に部隊章をつけることが多くありました。

それぞれにショーツもあります(撮影もれです!)。


宜しくお願い致します。

 

  • |Category:2013S/S新商品関連|
  • |Posted at 13/01/24

2013SS

  • 2013-01-24
  • /2013S/S新商品関連

2013SS展が終わって随分経ってしまいました。
ご来場いただいた関係各位の皆様、ありがとうございました。
いつも通り企画にしかできない商品解説をして行きたいと思います。
pleiku-1.JPG

ヴェトナム戦争中、空軍基地のあったプレイクのカスタムです。
これは広島の特約店、ピックアップさんからお借りした実物のシャツを
「そのまま」起こしました。
ちょうど1年前、展示会にお越しいただいたときに着ておられたモノを
貸していただいて製作したのです。
(カッコイイ!と思って、その場でお願いした訳です。)
どのくらい「そのまま」かと言いますと・・・
pleiku-2.JPG

右が本物です。
pleiku-3.JPG

拡大すると・・・本物は少し色が褪せています。
pleiku-4.JPG

文字の雰囲気も良く再現できたと思います。
pleiku-5.JPG

実物の袖には階級章が付いていたのですが、戦後のモノでしたので、
ここは当時、プレイクに駐屯していた部隊の中からカッコイイものを選びました。
7th RRU(レディオ・リサーチ・ユニット)のパッチです。名前からも通常の戦闘部隊では
ないことがわかります。
当時は部隊の存在自体が秘匿され、兵隊同士もお互いの名前を知らない、
ということがあったそうです。
(じゃ、パッチなんか作るなよ。とも思いますが。)


 

  • |Category:2013S/S新商品関連|
  • |Posted at 13/01/24