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WILD CHILDREN-2

  • 2014-09-01
  • /2014F/W新商品関連

弊社の製品には画像でそのモノの持つ存在感を伝えにくいものが多くあります。
レザージャケットの質感はもちろん。ナイロンやコットンの質感も実際に生で見ていただくのと
PCの画面で見ていただくのでは大きな差があります。
スカジャンの横振り刺繍も画像では、その迫力がそがれてしまいます。
そしてそれらの中で最も実物と画像で印象を異にするのが「バックペイント」なのです。

wc-1.JPG

「バックペイント」と一言でくくってしまうとそれまでなのですが、
実物のようにプリントを使わずに「手描き」のみで仕上げられた作品というものは多くありません。
また、「手描き」と言っても、多くの場合は(その方がリアルだとも言えますが)
「芸大出身」などの「絵の得意な人」によるものではないでしょうか。
しかし、ことバックペイント(ウォー・アート)の優劣に限定して論じるなら
抜きんでたデッサン力が必要なのは言うまでもありませんが、
芸大で学べるファイン・アートの基礎ぐらいは習わずとも身につけておくものですし
様々な仕上げをされた、様々なブラウンのレザーに映える絵を描けなければいけません。
サイズ34と46を比べたときに、同じ表情のままで顔のサイズを描き分ける技術も必要です。

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さらに、実物があっての複製である場合、(これが最も肝心だと思っていますが)
他人の作品をコピーする「観察力」こそが、作品の出来不出来を左右することになります。
そしてそれらの才能に恵まれた上で、並々ならぬ集中力が必要なのです。
つまり「美術の専門教育を受けた」程度では足らない部分があまりにも多いのです。

wc-3.JPG

随分な書きようですが、決して大げさではありません。
他にも描ける人がいるような絵ではいけないのです。
その上でリアルマッコイズとしては、侵攻作戦、兵隊のスラング、装備のニオイ、
爆撃機の編成などに詳しいことはもちろん、
当時のアメリカの若者の生活、理念、風俗にまで知識を要求したつもりです。

wc-4.JPG

生産数に限りがあり、いただいている予約のこともありますので店頭に出る着数は
ごくごく限られています。
しかし、可能であれば、現物をその目で見ていただきたいと願ってやみません。

 

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  • |Posted at 14/09/01