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革は育っていますか?

  • 2018-12-24
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昨今はメンズ製品にまで合成皮革の波が押し寄せています。
悲しいことです。

合成皮革は生産工場の出荷時が最も良い状態で
後は日々、劣化の一途をたどります。
もちろん、本革のように食肉副産物でもありません。
ただの環境破壊。
残念な素材です。

対して渋鞣しの本革の製品は店頭では未完成です。
相棒としてお客様に連れて帰っていただいて初めて、
カッコよくなり始めます。
カッコ良さの頂点は1年後でしょうか。5年後でしょうか。

先のブログにも書きましたが、
購入のキッカケとなった憧れの存在を超えて
「オレの方がカッコいいぜ」と思えるまで頑張りましょう。
そして「オレのレザーの皺を見てくれよ!」と店頭まで
挑みに来てください。

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  • |Posted at 18/12/24

ライダースジャケットを着るという選択

  • 2018-12-03
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ライダースジャケットを着る人生を選択された方には
まず、シングルならJ-100、ダブルならJ-24をお勧めします。
それは、この2品番が圧倒的な存在感を持ち、
一生の伴侶としてふさわしいと考えているからです。
このスタンスは今後も変わらないでしょう。

・J-24
日本ではバイカーの歴史が浅く、ダブルを選択する人の
背景にはロックが深く関わっている場合が多いようです。
海外のロックスターにもダブルの愛用者は多く、
中にはヴィンテージを着用している例もあります。
しかし、多くの場合は現代のクローム鞣しで
伸ばせるだけ伸ばした牛革のモノを着用しており、
お手本にするには残念としか言いようがありません。
ここは「オレの方がかっこいいぜ」と憧れを断ち切り、
ホースハイドのヴェジタブルタンニングを選びましょう。

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J-24はBUCOがDポケットを含めたディテールを完成させた
品番であり、一生の伴侶として最適です。

・J-100
日本でライダースジャケットが市民権を得た当時は
ダブルが早い人達に受け入れられた程度だったのですが、
ドラマ「ツイン・ピークス」以降、シングルの方が
人気でリードしているようです。
これも当時はクローム鞣しで・・・(以下省略)。

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J-100はレース用に生まれたシャツであり、
防寒性は全く考慮の外です。
その潔さも男らしさです。
寒い日は上からコートなどを着て乗り越えましょう。


しかし、どんなに興奮を持って手に入れたライダースであっても
何年かを共に過ごすうちに袖を通すときの興奮が
変わってきていることに気づきます。

もちろん、幾年かを共にしたライダースはこれからも相棒であり続けますが
鳥肌が立つような衝動は息をひそめてくるでしょう。
一方でライダースを第二の皮膚のように感じ始めているかも知れません。

そして、もう一度、鳥肌が立つような衝動を感じたい方、
流行に抗って尖ったままで生きたい方、
とにかくアウトローでありたい皆さんには
自信を持ってJ-31をお勧めします。

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ダブルの生まれがそうであるように、
J-31もアヴィエイター・スタイルをお手本に生まれました。
簡単に言うと第一次世界大戦時の飛行服です。
しかし、この時代遅れも甚だしいデザインは
中世ヨーロッパから続いた伝統美と機能美の融合の成果なのです。
伴侶が1着、2着で済まなくなった皆さん、お薦め致します。





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  • |Posted at 18/12/03