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DENIM

  • 2019-06-20
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言うまでも無く、日本の梅雨から夏にかけては高温多湿です。
拘りがなければデニムなんか穿けません。

日本(岡山)のデニムを選ぶべき理由を簡単に。

60年代後半から70年代、デニムは新しい織機によって高速で織れるようになります。
高速で織れるとコストが下がるので大手は競って設備投資に走ります。
高速で織ると、結果、織りムラは無くなり
肌触りの良いデニムが仕上がります。
そして熟練の職人も必要なくなります。
この時代、これが間違いだと気付くことはできませんでした。
しかしこのことで、皆さんお気づきの通り、服がつまらなくなるのです。

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日本(主に岡山)では設備投資が出来なかったのか、
ケチったのか、ガンコな社長が多かったのか、
おそらくは複数の要因が絡み合ったりしながらでしょう、
多くの古い織機が生き残りました。
熟練の職人も生き残りました。
その結果、今や世界中で、良いデニム=岡山産となったのです。

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しかし、岡山産と言っても一日に30mしか織れない織機もあれば
200mぐらい織ってしまう織機もあります。
しかも技術の進歩は高速で織っているにも関わらず、
織りムラがあるように見せたり、
実際にそこそこの色落ちをさせることも可能になっています。
レザーと同じことですが、技術の進歩も考えものです。

ここでデニムの簡単な見分け方をひとつ。

裏地に爪を立ててひっかいてみてください。
古い織機でゆっくり織られていると爪がひっかかります。
爪にひっかかるということは経糸がたるんでいるということで
古い織機で織られた良いデニムだということです。
(わからん!という人はレディースや量販店のデニムの裏地をひっかいてみて下さい。
必ずわかります。)

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せっかくデニムを穿くのですから、
高速で織られたデニムにひっかからないようにしたいものです。



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  • |Posted at 19/06/20
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