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FURY-3

  • 2015-03-25
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DVDが発売になりました。
DVDの発売によってコマ送りで戦車を観賞されている方も多いと思います。
(とくに本編ディスクのカットされたシーンには細部の分かる映像が多くあります)
そこで参考までに、分かったことなど。
(この映画、オリジナルのティーガーが走り回る奇跡ばかりがクローズアップされる一方、
主役チームがちゃんと紹介されていないように感じます。
そこで今回は主役、シャーマンの紹介です。)

fury3.JPG

【基本編】
M4 SHERMAN(M4シャーマン)はM3 LEE(M3リー)の後をうけた
アメリカ軍の主力戦車で、単にM4と呼ばれることもあります。
車体構造やエンジンの形式でサブタイプが付いたり、名前が長くなったり、
主砲の口径がカッコ付きで記されることもあります。
(M4、M4A1、M4A2、M4A2E8、M4A3(76)W、というように)
主役、フューリー号は「イージー・エイト」と呼ばれる車体ですが、
これは大戦末期に登場したM4A2E8の「E8」から付けられたニックネームです。
サスペンションには2種類あり、マタドール号、フューリー号は
後期の水平巻バネ式(HVSS)で、幅の広い履帯、不整地にも強い足回りです。
残りの3輌は初期の垂直巻バネ式(VVSS)で、幅の狭い履帯ですが、
ぬかるんでいなければ、そこそこの走りをします。

【映画用車輛】
さて、映画のシャーマン小隊ですが、海外のサイトなどを見ると、
実は結構な改造車輛であることが分かっていて、かなりややこしいのですが、簡単に。

① MATADOR(マタドール):小隊長(パーカー中尉)車。
M4(105)HVSS、を改造し、M4A2E8に似せている。つまり、防盾、砲身は作りモノ。

エンジンはベンツに換装されているそうです。
エンジンデッキはなかなか不思議な改造がされています。
マズルブレーキがないこと、足回りを写さないことから
もしかしたら、M4A3(76)Wに見せようとしたのでは?と思ったりします。


② FURY(フューリー):コリアー軍曹車。
M4A2E8。戦後型履帯。機銃の銃架が変。
防盾に防水カバーの留め具があるなど、全体に戦後装備の跡が見られます。
76mm砲、マズルブレーキ付き。


③ OLD PHYLISS(オールド・フィリス):ピーターソン軍曹車。
M4A1。
履帯はT48型ながら、砲塔に取りつけた予備履帯はT54E1型。
しかし、車体後部の予備履帯の定位置には履帯ラックがない。
劇中、唯一、丸みを帯びた鋳造車体であり、避弾効果が高く見えるがこれは間違い。
劇中、唯一の「戦時アメリカ軍仕様」のシャーマン。
76mm砲。


④ LUCY SUE(ルーシー・スー):ディヴィス軍曹車。
M4A2(イギリス名:シャーマンⅢ)
イギリス軍など、アメリカ軍以外が使用した型。
ブローニングM2に猛烈に変な弾薬箱を装着。
75mm砲。履帯はT48型。


⑤ MURDER INC(マーダー・インク):ビンカウスキ軍曹車。
M4A4(イギリス名:シャーマンⅤ)
これもイギリス軍などアメリカ軍以外が使用した型。
エンジンが大きく、ルーシー・スーより若干、車体が長い。
(ホイールの間隔が広くなってしまっているので確認しやすい)
砲塔は最も初期型。イギリス軍に使われた車輛の名残で、
砲塔右側面にスモークディスチャージャーの基部がある。増加装甲付き。
ディファレンシャルカバーは3分割型。
75mm砲。履帯はT51型。

何と言うか、黒人兵やメキシコ人が白人部隊に溶け込んでいたり、
とにかく全編に渡って、突っ込みどころ満載なのですが、
タンカースを用意したSMW社、B・チャットさん等のコレクターの協力、
そして、タイガーの都合から(?)(イギリスのボーヴィントン博物館所蔵)、
イギリスでかき集められることになったシャーマン達の雑多さによって
寄せ集め感が最高になり、面白い映画になったと断言しても良いと思うのです。

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  • |Posted at 15/03/25

FURY-2

  • 2014-12-15
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もう、ご覧になったでしょうか?

2度目の観賞とスチール写真などを見て気付いたことなど。
(今回も映画評論家に無い視点で。今回は少しネタバレもあります。)

何と、パンフレットの表紙は「FURY」ではありません。
パンフレットを広げると、裏表紙、隊列の2両目に砲身の先端にマズルブレーキのついた
「FURY」が確認できます。
表紙のシャーマンは少年兵にパンツァーファウストでやられた車体です。
(つまり、表紙の戦車長はブラッド・ピットじゃないんです。)

fury-2-1.JPG

前回のブログで「ジッパーとリブに不満が残る」と書きましたが
スチール写真を見直したところ、本編で使用されたモノの出来は100点のようです。
イベントで展示されていた「撮影予備(ボロボロの加工済)」を見て
「ダメだなあ」と思っていたのですが、
「撮影予備」と「実際に使用したもの」には違いがあったようです。

fury-2-2.JPG

シャーマンに積んであるジェリカンの白いバッテンに気付かれたでしょうか?
あれは飲料水を表しており「ガソリンじゃないよ」という印なのですが、
アメリカ軍じゃなくて、イギリス軍の表示方法です。
アイキャッチが良くて採用したのでしょうか?
撮影場所がイギリスだったからでしょうか?

見た人に「機銃弾の閃光がわざとらしいでしょ。」と聞かれましたが
本編のセリフにもあった通り、車載機銃や重機関銃には、自分の撃っている方向を確認するために
5発に1発ぐらいの割合で光の筋になって飛んでいく「曳光弾(えいこうだん)」が組み込まれています。

戦車砲弾の使い分けは分かったでしょうか?
以下、セリフにもあったAP、HE、WPで憶えて映画を見ると理解が深まります。

対戦車戦闘では徹甲弾(AP)を使います。
これは装甲を貫徹する硬い砲弾で、砲弾自体は爆発しません。

対歩兵戦闘では榴弾(HE)を使っていました。
着弾すると爆発する砲弾で貫徹力はありません。
地面に打ち込んで爆発させ、その爆発で歩兵や対戦車砲をなぎたおしていました。

市街戦と最後の戦闘では白燐弾(WP)を使いました。
少し付着するだけで深刻な火傷になるリンを使っていて非常に非人道的です。
現在では使用が禁止されている兵器です。
(日本人的に分かり易く言うと焼夷弾と同じ物です。)

この他に、爆発を遅らせる、など、盛りだくさんでした。
もう一度見ないといけないようです。

 

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  • |Posted at 14/12/15

FURY

  • 2014-12-06
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fury.JPG

もうご覧になられたでしょうか?

映画評論家が書かないことを少し。

劇中に登場するタンカースは全てスティーブ・マクローガン製。
日本人的にはジッパーやリブに不満が残りますが、雰囲気は抜群でした。
少しパーツを変えた一般向けを輸入されているお店もあります。

ただ、(古参兵の雰囲気が欲しいにしても)1945年の春に初期型はさすがに
・・・と思ってしまいます。

主人公、シャーマンはイージー・エイト。
戦後型のキャタピラを履いていましたが、そこは目をつぶりましょう。

ティーガーが走る映像は最早、それだけで貴重です。
すべての文句が吹っ飛びます。

ネタバレが怖いのでこのへんで。


 

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  • |Posted at 14/12/06

STONE ROSES

  • 2014-03-04
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以前よりストーン・ローゼズのギタリスト、ジョン・スクワイア氏には
ステージでも弊社製品を愛用いただいておりましたが、
ドキュメンタリー・フィルムのDVDをいただきました。
ストーン・ローゼズがイギリスのロック・シーンに与えた影響には計り知れない
ものがありますが、特に彼らのセカンドアルバムに収録されている
"Driving South"はロック史上に残る名曲です。
是非ともチェックしてみてください。
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  • |Posted at 14/03/04

革の誤解を解く その1 

  • 2014-01-11
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ライトニング2月号でも解説を試みましたが、
レザージャケットを作るブランドを代表する人や企画の方にまで
鞣しや仕上げに関しての誤解が多く、間違った情報が発信され続けているので
こちらでも簡単に訂正をしておきます。

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(写真は新喜皮革のピット槽)

しかし「簡単に」と言っても長い文章になってしまいますので、
間違った情報の訂正を先に書いておきます。
① クロム鞣しを済ませた革をピット槽につけて二次鞣し(渋鞣し)をすることはできません。
② ヴィンテージ(オリジナル)には渋鞣し、クロム鞣しの両方がありますが
「クロムが飛んでしまって渋に見える」ということはありません。
金属は無くなってしまわないのです。
③ ヴィンテージの「昔は農耕馬を使ったから革が厚い」は間違いです。
農耕馬かどうかで厚みは変わりません。
冬に屠殺する方が厚い、ということは言えます。
④ 新喜皮革さんでは混合鞣しをしません。馬革に限定すれば意味が無いとお考えです。

さて、「その1」では弊社のメインマテリアルである馬革に限定して解説します。

sinki-2.jpg

(写真は新喜皮革のピット槽)

まず、馬革の原皮の殆どはヨーロッパから塩漬けで輸入されます。
この時点では鞣しが施されていません。
中東、南米から輸入されるものもありますが、扱いが悪く、良い皮が少ないので
基本的にレザージャケットには向きません。
日本でも毎日のように馬は屠殺されていますが、これらの革は靴の裏張りに使われています。

ヨーロッパから輸入された原皮はタンナー(新喜皮革など)で鞣されます。
鞣しとは「皮」が腐らないように劣化の原因となるコラーゲン繊維と
他の成分を結合させて「革」にすることを言います。
鞣しは殆どの場合、渋鞣しとクロム鞣しという2種類の鞣しに分けられます。
渋鞣し(タンニン鞣し)とは古来より続く、植物由来成分のタンニンを使う鞣しであり、
クロム鞣しとは塩基性硫酸クロムの鞣し剤を使う鞣しのことをいいます。

渋とクロム、どちらの鞣しを選択するかは使用目的によって決まります。
弊社を例にとると、風合いを大事にしたいジャケットだと渋鞣し、
薄く漉いてしなやかさが必要なグローブだとクロム鞣し、という具合です。

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 (写真は新喜皮革のドラム)

ここで混合鞣し(コンビネーション・タンニング)だとどうか、ということがあります。
渋とクロム、両方の良いところを合わせ持った革が出来るのではないか、ということです。
クロム鞣しを済ませた革に渋を足し、風合いをプラスする、
もしくは、渋鞣しを済ませた革にクロムを足し、強度を増す、という考え方です。
これらの技法は決して珍しい技法ではなく、弊社においてもフライト・ジャケットの
ブームのさなかで何度か採用したこともあります。
しかし、混合鞣しでは馬革の表情がどうしても生かすことができないこと、
もともと渋鞣しで十分な強度があることから、近年では馬革に関して混合鞣しを行っておりません。

弊社では弊社の求めるホースハイドの革質に混合鞣しは不向きである、と判断したことと、
新喜皮革さんが「混合なんかせえへん。」という姿勢なので
おそらく今後も混合鞣しをすることはないでしょう。
しかし、クロム鞣しの後で渋を入れて風合いを出した革、
渋鞣しの後でクロムを入れて強度を増した革、は今も流通しています。
弊社とは違うモノ作りでは重宝されることもあるのです。

ここで誤解があるのですが、クロム鞣しを施した革はピット槽につけることはできません。
ピット槽では渋を浸透させることが出来ないのみならず、
ピット槽をダメにしてしまうからなのです。
クロムを先にしてしまう場合、表面のクロムを抜き(脱クロ)、ドラムで渋を入れることになります。

長くなってきたので「染色」「仕上げ」は「その2」か「その3」へ続きます。

 

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  • |Posted at 14/01/11

Viet-Nam Jacket

  • 2013-11-18
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一部、実物資料を放出します。

東京店、大阪店でご確認ください。

尚、こちらの商品は店頭販売のみとなります。 vn-1.JPG

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  • |Posted at 13/11/18

靴のあれこれ

  • 2013-09-06
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B-1.JPG

グッドイヤーウエルトの「ウエルト」とは靴の本体とソールをつなぐための
革の帯状になったパーツのことです。

B-2.JPG

ウエルトの縫い付けが終わると粒状になったコルクとラテックス(ゴム)を混ぜたもの
(練りコルク)をウエルトの内側に塗り付けます。
これがクッションの役目を果たすのです。

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ラックに乗せられて次の工程へ。生産効率の悪さが写真からも感じていただけるでしょうか。

B-4.JPG

こちらも生産効率の悪いエンジニア。

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シャンクは本当に鉄板です。
ブーツごとにカーブやリブ(ひだ)が違うのでそれぞれ作り分けています。
写真はエンジニア用。

中空鉄リベット銅メッキ.JPG

シャンクを止めるリベットは中が空洞になった鉄製のリベットで
銅メッキを施しています。

完成すると見えなくなってしまうパーツたちがブーツを支えているのです。

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  • |Posted at 13/09/06

BREAD & BUTTER BERLIN

  • 2013-07-09
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BBB-1.JPG

BBB(Bread & Butter Berlin)に出展してきました。
会場はWWⅡ時代のテンペルホーフ空港全体を使う大規模なものです。

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弊社だけが隔離された空間をいただきました。
エントランスは春夏展なのにレザーでお迎え。

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ベルリン市長にお越しいただくなど、TV取材もありました。

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会場奥から。

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前日のパーティーは昔の滑走路で。やることが派手です。

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ベルリン、クーダム地区で一番有名なセレクトショップ、14oz(フォーティーンオンス)
のショーケースに弊社製品がディスプレーされていました。

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店内の中心には弊社のコーナーが出来ています。
ベルリンが熱いです。

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  • |Posted at 13/07/09

お手入れと修理について

  • 2013-03-08
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「一生モノ」という言葉が使われるようになって随分たちました。
しかし、それら「一生モノ」たちは、扱いが悪くても「一生モノ」な訳ではなく、
それぞれに、お手入れと修理を必要としている、ということが忘れられているように感じます。
エンジニアブーツを例に見てみましょう。

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(弊社社員私物)

ちょっと埃をかぶっていますが、これぐらい大事にすると
全く心配なし、と言えます。
靴墨で磨くことで艶やかになり養分が補給され適度な使用によりしなやかになっています。
革の状態も店頭より良いぐらいです。
一度、徹底的に磨き上げてみてください。
靴が元気になるのを目の当たりにしてしまうと「病みつき」になります。

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(弊社社員私物)

5年ぐらい経過しています。ちょっと履き過ぎですが、まだ健康です。
靴には適度な休みがあると、さらに持ちが良くなります。
汗で湿った状態を毎日続けると寿命は一気に縮み、油分が切れて革が引き裂きに弱くなります。

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(上のものの踵)
ヒールはここまできたらそろそろ張り替えです。
注意していただきたいのは必ずゴムが残っている状態で修理をすることです。
ゴムが無くなっていても(革がすり減っていても)修理は可能ですが、
革をすり減らしてしまった靴の寿命は大幅に短くなっています。

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(弊社社員私物)
こうなる前に修理に出してください。
こうなってしまうと見た目を整える程度の修理になってしまうと考えてください。

さて、ここで水を差してしまいますが「どんどん修理しよう!」ではないのです。
ソールの縫い直しはそれだけで靴底にとって相当の負担にもなっているからです。
つまり、ほんの少しカカトが減ったから、と張り替えるのは逆効果の場合もあるのです。
また弊社の場合、構造を一番理解している生産工場で修理させておりますが、
最善を尽くすために修理にかかる期間が長くなることが度々起こっています。
期間、修理内容につきましては個々に相談を承っております。
お気軽にお尋ねください。

 

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  • |Posted at 13/03/08

MILITARY RINGS

  • 2013-02-13
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弊社のコレクションを東京店と大阪店で販売することになりました。
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第二次世界大戦からヴェトナムぐらいまでのモノたちです。
海軍パイロット、グライダーパイロット、SAC、トレンチ・アートなどなど。
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第2機甲師団、BERLIN。これは私物ですが珍しいのでこの機会に紹介させてください。

これらには歴史的な存在価値があります。
歴史的な存在価値は金額の高低だけで決まるものではありません。
海に投げるようなことにはならないようにお願いします。

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  • |Posted at 13/02/13

着用スナップ

  • 2012-12-05
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前回に引き続き着用スナップに登場して頂くのは、ジェイク・ジレンホール様です。

今シーズンはB-10(MJ12109)タンカースジャケット(MJ12111)をご購入頂きました。

 

・B-10 / STAGG COAT (MJ12109)

gyllenhaal-1.jpg 

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いつも有難うございます。

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  • |Posted at 12/12/05

着用スナップ

  • 2012-10-24
  • /Et cetera

本場ハリウッドで俳優として確固たる地位を築いておられるこの方も、

弊社製品を愛用しておられます。

今回ご紹介するのは、ジェイク・ジレンホール様です。

 

・M-65 FIELD PANTS (MP11003)

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・SATEEN TROUSERS (MP10163)

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ミリタリーパンツを野暮ったく感じさせない、絶妙な履きこなし方ですね。

 

 

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  • |Posted at 12/10/24

着用スナップ

  • 2012-08-28
  • /Et cetera
突然ですが...このお方を御存じでしょうか?

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実はこのお方、映画「ターミネーター2」で悪役の最強アンドロイドを演じられた、
俳優のロバート・パトリック様なのです。
弊社製品のBUCOのJ-24を完璧に着こなして頂いております。

ちなみに、以前にもご紹介させて頂きましたが、俳優のジェイソン・ステイサム様も、
「キラー・エリート」の劇中で、弊社製品のA-2を着て出演されております。
もちろん、ご本人の私物です。

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今後も、不定期ですが弊社製品をご着用して頂いている方々の
着用スナップを御紹介させて頂ければと思います。


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  • |Posted at 12/08/28

父、坂井三郎

  • 2012-08-26
  • /Et cetera

もう戦記、ゼロについては十分語りつくされたように思いますし、
その部分については新しい記述がある訳でもありません。
しかし、人間、坂井三郎を知る上では欠かせない資料と言えそうです。

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産経新聞出版 ISBN978-4-8191-1172-0 C0095

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  • |Posted at 12/08/26

KILLER ELITE

  • 2012-05-11
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映画「キラー・エリート」が間もなく公開されますが、
主演のジェイソン・ステイサムさんに弊社製品を複数、着用いただけました。
A-2とスエットは予告編でも確認できます。

A-2-a.JPG

ジェイソン・ステイサムさんには以前より弊社の製品を愛用いただいており、
また「映画で着たい」という発言も伝え聞いておりましたが、
この映画で実現しました。
共演はロバート・デ・ニーロさん。
面白くない訳がないですね。


 

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  • |Posted at 12/05/11

RED TAILS-2

  • 2012-01-20
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いよいよ明日、アメリカでジョージ・ルーカス監督の「RED TAILS」が公開されます。
アメリカでは「主役級が全て黒人で白人が活躍しない」ということで何から何まで難航した、
と、監督のぼやきが先日もニュースになりましたが、

日本では未だ公開されるのかどうかも分かりません。
公式サイトが未だに無いなんて驚きです。
ロシア映画の「戦火のナージャ」ですら公式サイトのある時代なんですが・・・。

・・・気長に待ちましょう。

第二次世界大戦中、アメリカでは日系人だけが強制的に砂漠の収容所に入れられたことが
知られるようになってきましたが(ドイツ系、イタリー系は普通に徴兵されています)、

黒人はどうだったかと言うと、別の差別があって
「黒人には戦争なんか出来ない」と思われていたのです。
軍部は積極的に使おうとしないし、白人と混成する訳にもいきません。
黒人兵の写真の少なさも、そのことを証明しています。
写真の枚数ではフィンランド兵よりも、ルーマニア兵よりも、
コサック兵よりも、インド義勇兵よりも、黒人兵のものは少ないでしょう。

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映画でも差別に触れない訳にはいかないと思うのですが「黒人には戦争なんか出来ない」
と、ストレートな表現をせずに「パイロットの不足を補うために・・・」的な表現になっていたら残念です。

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彼らは勇敢に戦えることを証明するのみならず活躍し信頼を勝ち取るのですが、
それによって以後の戦争では積極的に徴兵されることになり、
ついにヴェトナム戦争の戦死者の平均年齢を19歳にまで引き下げる

原因にもなってしまったとも言えるでしょう。

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鑑賞後に「3」を書きたいと思いますが、
アメリカ版トレーラーを観るとMe262をアクロバット飛行で落としてしまうシーンがあって、
「そりゃないだろう」と思ってしまいました・・・。

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  • |Posted at 12/01/20

RED TAILS-1

  • 2011-12-17
  • /Et cetera

2012年はジョージ・ルーカスの派手な戦争映画が待っていますが、
ちょっとしたニュースがあります。

J.Chapman oct.2011.jpg

以前、ショップ・ブログで「A-2研究家」として紹介した、ジョン・チャップマンさんが
自身、一人で作り上げたA-2が主役級の9人の衣裳に使われたのです。

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この映画には複数のメーカーから50着のA-2が提供されていますが、
主役級はすべてチャップマンさんのA-2になったのです。
これは、もちろんアメリカ在住で細かい注文に対応できた、という理由はあろうかと
思いますが、それでも素晴らしいことに違いありません。

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チャップマンさんが発表されていないことを書く訳にはいかないのですが、
彼のA-2の研究は、製造工場の不明分の解決や、戦争当時の工場の従業員への
聞き取り調査にまで及び、アメリカ在住の強みを遺憾なく発揮しているのですが、
実物についても、各メーカーの地縫いの違いまで、思いつくことならすべて調べ切っていると言えます。
また、フライト・ジャケットの未発表写真の発掘では「マッコイで使ってくれ」
と言われているので、機会をとらえて公開していきたいと思います。

前回の来日時は、MASHの社長さんにも一緒に会いに伺いましたが、MASHの社長さんいわく
「A-2が好き、という点では間違いなく世界一ですな。」と、
早口でA-2について語り続けるチャップマンさんに呆れておられたのでした。・・・

まだ、映画には一行も触れていませんね。
つづく。

 

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  • |Posted at 11/12/17

「道草」改め「三度の飯よりミリタリー」

  • 2011-12-02
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今年は将来名作に数えられる戦争映画が2本、公開、DVD化されました。
このような名作2本がロクに宣伝もなく、
たかだか2週間の公開で終わる日本を悲しく思います。
(しかもレッドバロンは2008年の映画です。)

まず、9月、ニキータ・ミハルコフの「太陽に灼かれて」の続編になる「戦火のナージャ」
がDVD化されました。
(これはスツーカもどきが暴れますが東部戦線が苦手な方には薦めません)

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そして12月、必見空戦映画「レッドバロン」が発売されました。
「ダーク・ブルー」以来の名作と言えます。
当時のベルリンの街並や、現存しない戦闘機の空戦はCGに頼ることになりますが、
そんなことでこの映画の価値は下がりません。

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「第一次世界大戦だから」という食わず嫌いは今回、無しでお願いします。
空戦を紳士のスポーツのように捉えていたり、騎士道精神が随所に見られて胸を打たれます。
敵の葬儀に戦闘機で花束を投げに行くところや、
リヒトホーフェンが後ろを取られたときに見せる笑みが鳥肌ものです。

まずは、公式サイトの予告編をご覧ください。

http://www.redbaron.jp/

http://senka-nadja.com/

蛇足ながら・・・
もちろん、リヒトホーフェンの乗機としてはフォッカーの方が人気ですが、
フォッカーは戦後、ドイツからオランダに移り旅客機メーカーになったのに対し、
設計者に若きハインケルを擁していたアルバトロスは
第一次世界大戦後の1931年、フォッケウルフに吸収され、
その遺伝子は第二次世界大戦を戦い抜いたのです。

sono3.JPG

リヒトホーフェンの乗機でもあったアルバトロスDⅤ(D-5型)のキットで
まともなのは、このドイツ・レベル社のものぐらいです。
機体のエーデルワイスはカッコイイです。
しかし中身はエデュアルド(チェコ製)・・・。
(フォッカーは凄いキットがいっぱいあります)

 

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  • |Posted at 11/12/02

道草-3

  • 2011-08-06
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基本的なことの解説も大事だと思いながら機会を逃してしまいます。

そこで今回はアメリカ軍の士官の階級章を解説します。
まず、アメリカ軍の階級章は、誰でも知っている風景の上下関係が
そのまま階級の上下としてデザインされています。
・尉官・・・立木。
・少佐・中佐・・・木の上の葉(軍曹以下は落ち葉です)。
・大佐・・・木々の上を飛ぶ鷲。
・将官・・・とんでもなく上、星です。
そして、素材・数によって、さらに分けられます。

insignia-1.JPG

尉官。上段、左から、少尉、中尉。下段は大尉。
少尉は金色ですが、銀色より下、真鍮です。大尉は立木2本。

insignia-2.JPG

佐官。左から、少佐、中佐、大佐。
大佐の鷲には左用と右用があります(顔を前に向ける)。

insignia-3.JPG

これらの階級章はデッドストックですが、少佐、中佐には左右の区別がない
ことが分かります。

insignia-4.JPG

将官は准将しか持ち合わせていませんが、
星の数が増えていくだけで、色の変化などはありません。
2個・・・少将
3個・・・中将
4個・・・大将
5個・・・元帥
ただ、元帥は横に並べるのではなく、5つの星で円を描きます。

ここまで日本語だけで解説しましたが、実は陸軍と海軍で
全ての階級の呼び方が違います(若干、面倒です)。
例えばキャプテンと言えば陸軍では大尉ですが、海軍では大佐になってしまいます。
さらにキャプテン以外には共通する呼び名もありません。

下記のようになります。

【陸軍】
少尉・・・2nd Lieutenant
中尉・・・1st Lieutenant
大尉・・・Captain
少佐・・・Major
中佐・・・Lieutenant Colonel
大佐・・・Colonel
准将・・・Brigadier General
少将・・・Major General
中将・・・Lieutenant General
大将・・・General
元帥・・・General of the Army

【海軍】
少尉・・・Ensign
中尉・・・Lieutenant Junior Grade
大尉・・・Lieutenant Senior Grade
少佐・・・Lieutenant Commander
中佐・・・Commander
大佐・・・Captain
准将・・・Rear Admiral(Lower Half)
少将・・・Rear Admiral(Upper Half)
中将・・・Vice Admiral
大将・・・Admiral

階級の見分けがつくと中古の見方、カスタムの仕方が変わります。
おぼろげにでも記憶の片隅に置いてみてください。

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  • |Posted at 11/08/06

ZERO

  • 2011-07-18
  • /Et cetera

ミリタリーに関わる仕事をしていると思いがけないことが起こります。

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南方の海底から引き揚げられたゼロのパーツが弊社に届きました。
フロートのようです。

RIMG0213.JPG

良く残っていたものです。

RIMG0214.JPG

このパーツから希少なモデルであることがわかる、そうですが
・・・勉強不足で分かりません。

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リベットを撫でてみると、まったく指に引っ掛かりません。
正直、技術の高さに驚きます。

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  • |Posted at 11/07/18

道草-2

  • 2011-05-20
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同じことを書きますが、軍隊を回す、ということは大変なことです。
弾薬庫に掛けるカギが大量に必要なら、ホイッスルも大量に必要です。
パイロット的には飾りでも騒音の激しい甲板、憲兵隊(MP)、新兵を育てる鬼軍曹
などなど、軍隊には大量のホイッスルが必要なのです。

道草ー1.JPG

大量にかき集められたホイッスルには様々な素材、色、形、サイズがあります。
小さい方は弊社の製品です。
むろん、ワールドカップ基準の弊社製品の音色は実物を圧倒しています。
が、しかし、実物にはレプリカが追い付くことのできない存在感(歴史)があります。

道草ー2.JPG

これは特に大きさが気に入って入手したものなので、その存在感は圧倒的です。

道草ー3.JPG

実物ではチェーンが付いていることも多々あります。
このチェーンも普通じゃないことが多く、一個一個がハンドプレスで曲げられていると
もう辛抱できません。

道草ーサム.JPG

今回のホイッスルは前回のカギに比べるとまだ流通しています。
ジャケットに装着可能なサイズのモノも多いので
軍モノに強い古着屋さんなどに行かれるときは
ショーケースを覗くことをお薦めします。
もしかすると、とんでもない出会いが待っているかも知れません。

 

 

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  • |Posted at 11/05/20

今更ながら

  • 2011-04-12
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Leeについて。

Leeの101Jやウェスターナーは第1ボタンと第2ボタン以降では
ボタンホールのミシンの掛け方が違います。

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第1ボタンだけが内側からミシンが掛けられているのです。

lee-1.JPG

つまり、寒いときはともかく、
「第1ボタンは留めずに襟元を開いてくださいね。
第1ボタンを留めない方がカッコ良くなっています。」
という設計になっているのです。

lee-3.JPG

と、いうことを雑誌のコーディネイトや街のディスプレイを見て
思い出しました。
せめて服屋さんにだけは分かっておいて欲しいな、と。

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  • |Posted at 11/04/12

戦争証言アーカイブス

  • 2011-04-06
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NHKがとんでもなく凄い取り組みを始めています。

「戦争証言アーカイブス」です。
http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/

すでにご家族の戦争体験を聞きそこなって後悔されている方も多いと思います。
そこで、このアーカイブスです。
このアーカイブスは出身地、戦区からも調べられます。
つまり、旧陸軍は郷土ごとに連隊を編成していましたから
みなさんのおじいさんの出身地、出征先さえ分かっていれば
かなりおじいさんの体験に近づくことができると思うのです。
現在、公開されているのは400人ほどですが、
最終的に1000人ぐらいになるようです。
是非ともご覧になってください。

NHKさんに一つだけお願いができるなら
何とか英語をつけていただきたいと思うのです。
これを日本人だけのものにしてはいけないでしょう。


 

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  • |Posted at 11/04/06

道草

  • 2011-03-23
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軍隊を回していく、ということは大変なことです。
雇った兵隊全てに3度の食事を与えることはもちろん、
弾薬庫などに掛けるカギも大量に必要です。

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海軍の古いカギです。このカギ、キーの差し込みが端にありますが、
キーを差してもキーは回りません。

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キーを押し上げると回転するしくみになっています。
結構な重さです。

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ボッテリしていてイビツですが愛嬌たっぷりです。

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キーにはシルクハットにステッキという紳士の刻印。

本来の使い方にはもったいなく、キーホルダーには重すぎますが、
ペーパーウェイトには抜群です。
古着屋さんでミリタリーに強いところ、雑貨に強いところ、
で、結構見つかります。
・・・ただ、古いものはお高くなるのが頭の痛いところです。

軍隊は他にも素敵なグッズでいっぱいです。
自分にご褒美が必要なときは探してみるのも良いでしょう。

 


 

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  • |Posted at 11/03/23

AL-1 リヴァース・エンジニアリング

  • 2010-11-12
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AL-1はフィールド・ジャケットやデッキ・ジャケットのように見えます。
が、品番55-J-13はG-1の55-J-14と連番になっており、
フライト・ジャケットだということがわかります。
しかし、AL-1は所有している人でも作り込みの確認が難しく、
ちょっと解説させていただきます。

AL-1-1.JPG

腕は3層構造になっています。
一番外側は薄手のコットン、薄手のウールをはさんで、内側は
レーヨンとウールの混紡になっていて体(内)側にレーヨン面を向けて
滑りの良さも確保しています。
この面倒くささはフライト・ジャケットならでは、です。

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お腹についたポケットにリブが付いていることが有名なディテールに
なっていますが、このポケットのスレーキは外側がレーヨンになっています。
(横に写っている帆布は内ポケットのスレーキ)

蛇足ながら、この位置のポケットはどうせハーネスで使えないと思うのです。
複雑にする意味があったのか・・・と。

写真はありませんが、衿、袖、胴も随分面倒な作り方をしていて
パイロットに対する気遣いが感じられます。

AL-1-3.JPG

もっと蛇足ながら、この個体はTALONの10番をフロントに使っています。
務歯、スライダー、上止め、全てが美しいのですが
残念ながら再現不可能です。50年代の一部に見られますので
古着屋さんに行かれる方は注意してみてください。

 


 

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  • |Posted at 10/11/12

Polish Your Boots

  • 2009-12-26
  • /Et cetera

 

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多くの靴は工場出荷時から店頭までの間が一番美しい状態にある、と言えます。
しかし、職人が丹念に作り上げた靴は店頭で80点くらい、まだ「これから」なのです。

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男のブーツは「ガンガン履けてナンボ」も本当でしょう。
ドロドロに汚れていてカッコイイ場合だってあります。
しかしブーツを「相棒」と思うならタマには磨いてみるのもいいのではないでしょうか。
磨かれたブーツは寿命が延びるだけでなく、磨いた人へのご褒美に美しいツヤを放ち、
一味違うカッコ良さをもたらしてくれるのです。

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お手入れには様々な条件(革の種類、鞣し方などなど)の他、好みもあります。
いろいろ試してみましょう。

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参考までに
※ オイルは天然成分100%が良いとは限りません。
※ 防水用のオイルをベタベタに塗るとカビを呼ぶことがあります。
※ イギリスの紳士に多いワザでコゲ茶の靴をクロの靴墨で手入れすることで深みを出す、
    というのもあります(ただのズボラ?)。
    写真のエンジニアにはコゲ茶も使われています。

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  • |Posted at 09/12/26

MAMOR

  • 2009-12-22
  • /Et cetera

 


マモル2月号


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12月21日発売の「MAMOR(マモル)」にピー・コートが掲載されました。

全国の大型書店にてお求め下さい。

 

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  • |Posted at 09/12/22